エンジェルって本当にいるのでしょうか。
そう思われる方々は沢山いらっしゃると思います。
私は以前、霊能力者の方からこんな話を聞いたことがあります。
その方は、すでに亡くなった方の魂や前世の姿をしたエネルギーをビジョンとして見る事ができ、また話を聞くことができるのですが、エンジェルに関しては特に交信を行ってはいらっしゃらなかったようです。
その方がある日、こんな風にエンジェルに話しかけてみたそうです。
「大天使ガブリエル、もしあなたが本当に存在するのであれば、私の後ろに立ってみてください。」
目を閉じ、しばらく待つと素晴らしい愛のエネルギー、それまでに感じたことのない「崇高なバイブレーション、高い波動」の存在をその背後に感じたそうです。
背が高い、大きい!と感じたそうです。
そしてエンジェルは存在するということを確信されたといいます。
この日、私はパートナーをこの方の家までおくっていったのですが、近くに駐車場がなく、また路上は常に近隣住人の車が並び、駐車スペースはまず見つからないため、パートナーを降ろした後は帰ろうと思っていました。
しかしながら玄関前に着くと、その目の前の路上にぴったり1台分の駐車スペースが空いていました。
まるで来る時間を知っていて、その時間にこの場所を準備してくれていたように。
今なら分かるのですが、こういう時は確実に「天の力」が働いています。
車を駐車し、私も一緒にその方の所へ向かいました。
そしてその日、一冊の本を借りるのですが、それがドリーン・バーチュー女史のエンジェルに関する本でした。
あの日、あの場所に駐車スペースがぽっかりと空いていたのは、私もエンジェルについての話を聞くため、そして本を受け取るために呼ばれていたのでしょう。
何度か読んでいるうちに、エンジェルというその存在に対して心が惹かれました。
「エンジェル達は常に私達の側にいて、私達がお願いすれば、それに答えてくれます。
しかしエンジェルのみならずスピリチュアルな世界では、自由意志を尊重するという宇宙のルールが定められており、たとえエンジェルが助けたくても、私たち自身が私達の意思でお願いをしなければ彼らも手助けをすることができません。
どんな些細なことでも、そして何度でもエンジェルに自らを守ってくれるようお願いすることが大切です。」
そのような説明に安らぎを感じました。
数々の奇跡的な出来事(実話)とエンジェルとの関係に関しての記述にも驚きました。
それからは私は大天使に直接呼びかけ、事あるごとにお願い事をしました。
自分や大切な家族を常に守ってくれるようにと、言葉に出して話しかけました。
そうすると、偶然の一致による不思議な(良い)出来事が目立って身の回りに起きはじめました。
パートナーのために祈った日は、そのパートナーから「不思議な偶然の一致」が重なった出来事を後ほど教えてもらい、びっくりしたことも何度もあります。
「エンジェルは存在し、常に私達を守ってくれている。」
そのようなコンファメーションが何度もやってきました。
その存在に対する思いは、どんどん強くなりました。
しかしながらスピリチュアルな世界、目に見えないものに対する信頼の思いは、常に揺れ動くのが私達人間の弱さかもしれません。
まだまだ揺れる私の心に、驚くようなエンジェルからのメッセージが届くことになるのです。
(つづく)
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