スタートビッドは3ミリオン。
この手紙はアインシュタインが亡くなる前年に書かれたもので、2008年のロンドンオークションにて40万4千ドルで落札されたものです。
なぜ、この手紙がそれほど高い値段がついているかというと、この手紙の中にアインシュタインの神の存在に対する個人的な見解が書かれてあるからです。
アインシュタインはこの手紙の中で、神の存在について次のように書き記しています。
“The word God is for me nothing more than the expression and product of human weaknesses, the Bible a collection of honorable, but still primitive legends which are nevertheless pretty childish. No interpretation no matter how subtle can (for me) change this.”
この文面から察すると、アインシュタインは神の存在を信じていなかったように受け取れます。
一方、彼の有名な言葉に次のようなものがあります。
“God always takes the simplest way,”
“Science without religion is lame, religion without science is blind.”
この文章からは、アインシュタインが神を信じているように受け取れます。
このオークションに関して、初日の本日すでに多数の方々がコメントを寄せていました。
コメントはebay storyにて読めます。
話題が「神の存在」であるだけに、多方面からの意見が寄せられています。
せっかくですから、私もコメントを書きました。
どんなコメントを書いたかというと、こんな感じです。
「アインシュタインが神を信じていたのかどうか、彼に直接聞いて確かめてみると良いと思う。エジソンが発明しようとしていた霊界と連絡が取れる電話を今こそ完成させる時がきた。聡明な科学者がきっと完成させてくれるだろうと楽しみにしている。」
このコメント、ループの中にはいっているように感じませんか。
神の存在に関して、亡くなったアインシュタインに確認をとってみる。
(なぜなら、今彼は魂の存在となっているから、人間の頃には知りえなかった事も分かるのではないか。)
その方法は科学技術の粋を集めて完成される霊界電話(霊界と通じる電話)を使う。
犬が自分の尻尾を追いかけて、ぐるぐる回っているような感じがします。
ところで、様々な本を読むと、科学技術が進めば進むほどますます神に近づいていくというのが、最先端科学を扱う人々の見解であったように感じます。
ここに来て、その科学者中の科学者、アインシュタインの神に対する個人的な見解がこうして表に出てくることで、今後様々な論争が行われるのではないかと思います。
しかしどのような激しい論争が行われたとしても、神の存在を信じるか信じないかは最終的には個人の選択。
多数あるコメントの中に、子供の頃高い塀から落ちかけた人が、誰かの手を感じて落ちるのを助けてもらったというのがありました。
もちろんそこには誰もいなかったのですが、はっきりと背中を支えられる感触があったとのこと。
奇跡であり、また見えない存在による助けであり、彼はもちろん神の存在を信じていると書き込んでいました。
まだまだ時間がありますので、コメントは今後も増え続けるでしょう。
これらのコメントを読むだけでも、非常に価値ありと感じています。
ところで、いったいこのオークションの落札はどうなるのでしょうか。
3ミリオンのビッドはすでに入っていますので、このままこの値段で落札されるのか、あるいはもっと高い値段になるのか。
まだ1週間ありますので、興味のある方は時々チェックされると良いかもです。
それから、余談になりますが、先ほど私のコメントの中に書きました「エジソンが発明しようとしていた霊界電話」というのはご存知でしたか?
多分知らない方が多いとおもいますので、次はこの話題を書きます。
ではでは!
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(記録 10月18日)
ebayでのオークションが終わりました。
結果は二人目のビッドが入り、$3,00,100.00で落札されました。
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