先週日曜日のハリケーン:サンディが東海岸に上陸して本日で7日目になりました。
昨日より晴天に恵まれ、今日は地域の子供たちも1週間引き伸ばされたハローウィンのTrick or Treat(トリック・オア・トリート)で元気に街を歩いています。
ハリケーン被害の復旧も急がれていますが、大きな被害を受けた地区は目処が立たず、11月の寒さの中困惑されている方々が多数いらっしゃいます。
1日も早い復旧を願うところです。
今回のハリケーンで無残にも折れた電信柱です。
暴風によりたくさんの木が倒れ、電線とともに電信柱をなぎ倒しました。
これまで私たちが経験しました停電も4日が最長でしたが、7日目の本日もまだ復旧せず、その結果メールもなかなかチェックできずに、ご連絡やリーディングのお申し込みをいただきました方に、すぐにお返事が書けずにすみませんでした。
スーパーマーケットからは生鮮食料品が廃棄され、また生活に必要なガソリンが地域のガソリンスタンドに届かず、車の運転もみな控えている状態です。
私は、電気が通じている地区まで移動して、携帯電話を充電したり、ネットがつながっている場合は利用させていただいたりしていたのですが、ついにガソリンが切れてしまい、道路に車を放置して歩いて家に向かいました。
唯一営業しているガソリンスタンドには、警察官の誘導のもと、4時間待ちという列ができています。
私の住む地区は木が非常に多いため、毎年この時期、暴風などにより電気が切れることが多く、今回も4日分の薪を用意しておりました。
夜はキャンドルの灯りですごし、暖炉の火で暖をとりながら、シーンとした夜をすごしています。
ニュースなども見れないため、今他の地区がいったいどうなっているのか分からないのですが、今回のハリケーンがこれまでで最も甚大な被害を与えているという話は街角より伝わってきています。
現在も大変困難な生活を強いられている方々に、一日も早い復旧と助けの手が届くようにと願っています。
悲しく、重い話題が多いとおもいますので、少し明るい話を提供しようと思います。
停電になるとトランプをするというのが、我が家の子供たちの楽しみとなっています。
私は大学時代にスポーツクラブに入っていましたが、その遠征時にはかならず皆で集まって、「どぼん」というカードゲームをやっていました。
ページワンに似たルールですが、持っているカードの合計数が出されたカードと同じ場合、それがゲーム途中でも「どぼん!」と宣言して終わることができます。
10回ゲームで、合計が一番多い人が勝ちになりますが、役のあるカード(2:2だけ。8:オールマイティ。J:逆周り。A:ひとつ飛ばし)を持っていたり、どぼんされたりすると、2倍、4倍、6倍、8倍とマイナス点が増えていくため、一気に逆転もできます。
これがうちの子供たちに大人気で、普段はインターネットやXBOX、ゲームばかりやっているのに、この停電時には毎晩暖炉の前で行うどぼんゲームを待ちきれずにいるという感じです。
昼間のうちに、皆で薪になる木(あちこちに木が折れて落ちていますので、それを使っています。)を集め、夜はカードゲームで盛り上がり、10時になると皆ベッドに入って休みます。
この非常事態の状況下、子供が不平不満も述べず、一緒に耐えてくれている姿を見るにつけ、私たちも頑張らねばと勇気をもらっている次第です。
下の写真ですが、月曜日の夜(サンディが去った翌日)にとった森の写真です。
非常に輝くオーブが写ってくれました。
この日数枚撮った写真には、たくさんのオーブが写りました。
今回もまた、森の精霊や妖精たちに助けてもらいましたことに感謝感謝です。
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