6月6日に我が家にラッキーがやってきました。
アニマルシェルターから養子として受け取ってきた7歳の小型犬です。
私は小さい頃たくさんの犬や猫と暮らしていました。
動物と過ごしていると、まるで彼らと会話ができるような感覚を覚えるのは私だけでしょうか。
ただ一緒にいるだけで(動物も人間も共に)癒される。
私にとってはとても良き経験でした。
家を出てからは機会に恵まれず、そうこうしている内にうん十年。
昨年子供の一人がドッグ・ウォーキングのアルバイトを始め、それをきっかけに
「犬を飼いたい」
の大合唱。
ついにはその波が最高潮に達し、2ヶ月ほど前からアニマルシェルターを訪問しはじめました。
ペットショップに行けば子犬をはじめ様々な動物を購入できます。
でも我が家はアニマルシェルターで養子をもうら選択をしました。
米国動物愛護協会の発表によると、全米で毎年500万にもおよぶ犬や猫がシェルターで安楽死させられているそうです。
原因として利益目的の大規模なPuppy Mill(繁殖場)の存在や、生まれた子供を捨てる無責任な飼い主の存在などがあげられています。
今回私たちが利用したシェルターは
「里親が見つかるまで、ずっと大切に面倒を見ている。」
「安楽死は一切行っていない。」
とのことで、アニマルレスキュー隊の誇りある活動がまぶしく見えました。
ラッキーが我が家に来るまでには、いくつかの
「シンクロしているなぁ」
と思える出来事がありました。
まずは私の夢。
大きな白い犬が現れました。
燃え上がる炎のように真っ白な毛並みが天に向かってなびく不思議な犬でした。
威風堂々と目の前に鎮座し、こちらをじっと見つめていました。
目が覚めた後、あれは神様の使いだったのかもと感じたのを今でも覚えています。
その後、霊能者の友人から我が家の家族は昔から犬が大切な一員だったということを告げられたり、他の霊能者の方からは
「白くて小さな犬が見える。」
と新たな家族の到来を伝えられました。
5月になりいくつかシェルターを回った結果、安楽死を決して行わないシェルターで養子をもらうことを決め
「よし、今日は必ずアダプションしよう!」
と意気込んで出かけました。
この日、私の目の前にゾロ目がたくさん現れました。
直前を走る車のナンバーが7777。
ガレージセールの看板に書かれたハウスナンバーが111。
見事なゾロ目のオンパレードで、今日はうまくいくなぁと直感で感じながら車を走らせました。
シェルターでは書類審査も無事通過。
目移りしながらも沢山の犬の中から小さくて黒いポピー(子犬)を選びました。
尻尾を良く振る愛嬌のあるポピーで、家族皆のお気に入りとなりました。
ところがいよいよという段階で奥から責任者がやって来て、この犬をアダプションすることができないと告げられました。
話を聞いてみると、審査書類の動物アレルギーの項目が理由との事。
2番目の子が犬アレルギーの可能性が高いためその旨記載しておいたのです。
この結果、養子として受け取れる犬はアレルゲンの発生が少ないHypoallegenic(低刺激性品種)の純粋種でなければならないとのこと。
今回選んだ犬をアダプションしたい場合は、医者の診察を受け犬アレルギーに関して問題がないことを証明する書類を提出する必要がでてきたのですが、その間選んだ犬を確保してはくれません。
誰かが選んで養子が決定したら、その犬はいなくなるということです。
その日はHypoallegenicの犬は皆無で、結局養子縁組は叶いませんでした。
翌月大きなアダプションのイベントが計画されており、そこでHypoallegenic種の犬が見つかる可能性が高いと伝えられ、出直すことにしました。
帰途、ゾロ目の目撃は続きました。
途中で寄った店のパーキングでドアをあけたら1セント硬貨も落ちていました。
(注釈:小銭は精霊やエンジェルからのメッセージである場合が多い。)
この出来事からも、今回のシェルター訪問にはエンジェルたちも同伴していることは確実で、結論としては我が家に養子にくる予定の犬にはまだ出会えていなかったということだったのでしょう。
そして6月。
年に一度行われる36時間連続のアダプソン(アダプション・マラソン)というイベントに参加することになりました。
800匹もの動物の養子縁組を行うのだそうです。
イベント初日、最初の200組に限ってはアダプションのフィーが無料になるとのことでしたので、私たちは早朝に出かけました。
(注釈:フィーが無料になる代わりに、皆シェルターへの任意の額の寄付を行っています。)
会場には早朝5時30分に到着。
当日はしとしと雨模様、にもかかわらずすでに行列ができていました。
一番になった方に何時に来たのかたずねてみたのですが、なんと夜中の2時30分だったそうです。
あっぱれ!!
待つこと3時間30分、玄関が開き会場へ突入。
案内に先導され歩いてシェルターに入るのですが、皆の心はまさに突入という感じでした。
前回の訪問時とは比べ物にならないほどのたくさんの犬や猫に圧倒され、どこからどうやって見て行けばいいのか頭の中はパニック状態。
それでも2時間ほどかけて何匹か候補を決めたのですが、結局どれもHypoallegenicと何かの混合種で純粋種では無いためアダプションの許可は降りず。
私たちはポピーが欲しかったのですが、Hypoallegenicの純粋種は皆アダルト(大人)ばかりでした。
迷っているうちに、それらのアダルト犬も次から次に消えて行き、気づいた時にはあと数匹を残すばかり。
シェルター側からマルチーズを薦められましたが、オリの中には白いはずの毛並みが黒く汚れている可愛そうな様子の犬ばかりで、子供もいまひとつ乗り気になりませんでした。
しかもやっかいなことに、アダルト犬のアダプションにはアレルギーだけでなく家族の年齢制限の条件が加わることも判明したのです。
これは多数のアダルト犬がPuppy Millという繁殖場からレスキューされた犬たちだったからです。
レスキューされた犬は子犬と違いその育った環境の影響を多大に受けており、受け取り側の家族に子供が居る場合、年齢がある程度に達していないとアダプションが許可されません。
Puppy Millと呼ばれる繁殖所に飼われていた、いや囚われていた犬たちは、彼らがこれまで生きてきたほとんどの時間を狭いオリの中だけで過ごしてきたのだそうです。
食事を与えられる以外は人間との接触も庭を散歩することもなく、ずっとオリの中で過ごしてきたため人との交わり方を知りません。
ましてやじゃれたり、遊んだりということも知らず、場合によっては小さな子供に対して危害を加える可能性もあるとのこと。
そのため子供の年齢が10歳や12歳以上でないとアダプションを許可しないとのことなのです。
確かに何匹かオリからだしてもらい体をなぜたりしてみたのですが、まったく人間に興味がないその様子に驚きを隠せませんでした。
これまでの出会いは隣のオリの犬だけだったのでしょう。
体をなぜられている間も、人を意識することはなく始終オリの中の他の犬だけを見つめていました。
ここにPuppy Mill Factsで検索したリンクがあります。
その現状を写真で見ると残酷さに胸が痛みますので、閲覧される方は心の準備をお願いします。
私たちが選んだ犬は7歳の雄で、小さく痩せた体をしていました。
というよりも、もうその犬しかアダプションの条件にあう犬がいませんでした。
ほえることも無く、ただただ弱弱しいので受け取り側の子供の年齢制限が6歳まで引き下げられていたのです。
避妊手術の痕がまだ癒えずエリザベスカラーをつけていましたが、それが重そうでさらに痛々しく見えました。
目の周りは目やにで汚れ、体中の毛もどろどろに汚れていました。
それでもオリから出してもらいしばらく一緒にいると、どうやら人のことが分かるようで、ほっとした顔をしながらじっと側に座っていました。
「Puppy Mill出身の犬を育てられるのだろうか?」
我が家のお隣さんは猫を飼っていますが、その方の母親が以前Puppy Millからレスキューされた犬を飼った経験があると教えてくれたことがあります。
飼い主のひざの上に乗ってくるまで10年の歳月を要したとのこと。
その犬の受けた心の傷(トラウマ)は大きかったのでしょう。
「どうしようか」
と迷っていたところへ近くを通りがかった家族が
「もしその犬をアダプションしないなら、ぜひともうちに譲ってください。」
「小さくてとても可愛い犬ね。」
と声をかけてきました。
まさにうちと同じような状況(アレルギー + 年齢制限)だったようです。
この家族の一言で、ラッキー人気が急上昇、結局我が家の皆の背を強く押してくれたのでした。
まさに絶妙のタイミングであり、きっとエンジェルが
「その犬を連れて帰りなさい。」
とあの家族を通してメッセージを送ってきたのでしょう。
こうやってラッキーが我が家にやってくることになったのです。
朝早く会場に着き何時間も過ごしたのですが、結局アダプションができる犬が800匹中たった一匹だけだった。
そんなラッキーこそが我が家に来ることになっていたのだろうと感じたのは、その日の朝から立て続けに起きていた出来事ともシンクロします。
実はこのアダプションの日、私は夜中に目が覚めてしまいました。
「うーん、なんだぁ?」
となぜ目が覚めたのか夢うつつで考えながら、ごろごろしていました。
そしてしばらくして、
「いったい何時だろう?」
とベッド横のデジタル時計を見ると3:33のゾロ目でした。
今年にはいってこれで2度目。
ゾロ目には慣れている私も、この夜中に何者かに突然起こされてゾロ目を見せられるとかなりのショックを受けます。
一緒に出向いてくれるエンジェルや精霊たちが喜んでいるんだなぁと感じずにはいられませんでした。
その後も、会場でふと何気に時間を見ようと携帯電話のボタンを押すと2:22のゾロ目。
やっと養子が決定し、書類の作業も終わりやれやれと携帯のボタンを押すと3:33。
こんな感じです。
あなたもタブレットや携帯をつけたらゾロ目が飛び出すという経験がありますか?
その場の状況と併せて考えると、ゾロ目の目撃に見えない存在たちの非常に強いサポートと暖かいメッセージを感じます。
無事我が家に着き、まずは新たな家族も一緒にと写真を撮ると、ラッキーの上のほうに白いエンジェルのオーブが写りこんでいました。
まさに来るべきして来た新たな家族。
あの霊能者の方の
「小さな白い犬が見える。」
がその通りになったのです。
さっそく、新たな名前をつけることにしました。
シェルターでは「BONE:ボーン)と仮の名で呼ばれていましたが、職員から新しい名前をつけてあげるようにと進められました。
たぶんガリガリに痩せていて骨と皮だけの惨めな姿からそう呼ばれたのでしょう。
いろんな候補が出てきましたが、最終的には
「ハッピー」
「ラッキー」
「ミルキー」
の3つに絞られました。
幸せを運んでくる犬、ハッピー。
様々な偶然が折り重なり我が家の養子となったミラクル犬、ラッキー。
白く美しい毛並みを取り戻せるように、ミルキー。
苦労続きだったろう7年間を無事生きてきて、これから新たな人生を過ごしていけることはこの小さな犬にとってはとても大きな奇跡かもしれない。
人間で言えば50歳を目前とした年齢です。
名前は自然にラッキーに決まりました。
3週間ほど我が家で過ごし、ラッキーもだんだん元気になってきました。
オリの中だけで過ごしてきたためか寝ている時間が長く、また散歩に連れ出してもほんの数ブロックを歩くのに1時間もかかってしまうのですが、しかしだんだん本来の犬らしくワンワンと吼えるようになってきたので、これからの変化が楽しみです。
ボールを投げたり何かで遊ぼうとしても、遊ぶということを知らないために今のところは興味を示しません。
食事に関しては、出せば全部食べるというタイプではなく、生きるために必要な分を食べるだけで、調子が悪かったりドライフードのように硬かったりするとほとんど口をつけずじまい。
獣医さんからは固いドライフードで顎や歯を強くするようにと勧められましたが、缶入りのウェットフードがお気に入りのようです。
歯も何本か無くしているようなので、固いのは苦手なのかもしれません。
それにしても、食事に関してはとてもピッキーなラッキーです(笑)
ちなみにラッキーが我が家に来た日に、郵便箱に税金の還付金が届いていました。
それを皮切りにいくつか良いことが続いているので、ラッキーは自らに奇跡をおこしただけでなく、我が家にも幸運を運んできてくれているようです。
最後に、私たちが利用しましたシェルターの情報です。
Information about Animal Shelter
North Shore Animal League America: http://www.animalleague.org/
それから、家内が購読しています「Higashi Chiwa」さんの「天使の愛と光」で、動物に関するタイムリーなメッセージが今日届いていましたので、皆さんへシェアして締めくくりにしたいと思います。
(以下、メッセージその他の情報そのまま転載)
天使の愛と光:動物達の愛
天使からのメッセージ:
動物達は
無条件の愛
そのものです。
もし
あなたの人生に
動物たちが
やってきたとしたら
彼らは
天からの
あなたへのギフトであり
愛のサポートです。
その愛に
感謝してください。
そして、
世界中の
動物たちにも
感謝して
愛をおくりましょう。
私達も
愛をおくり
あなたをサポートしています。
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楽しい一日で
ありますように!
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感謝しています。
愛と光!
ひがしちわ
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