魂がその存在感を示すという体験を前回書きましたが、さらにその上を行くのが神の遣いと思われる存在が現れた時でしょう。
小さい頃、実家での出来事です。
結構大きな、というか長い蛇が天井近くの壁にぴったりとくっついて、じっとしていたんです。
驚いたことには、その蛇の色が真っ白だったんです。
父は「白蛇は神の遣いだから、そっとしておこう。」というのです。
子供の私は「えーっ」と驚きました。
まず蛇が家の中にいるという怖さと、そのままにしておいたら、寝てる間に家の中をあちこち動き回って、自分の部屋に入ってくるのではないかと色々と心配したのでしょう。
しかし今思い出しても、あの白蛇はほとんど動かずじーっとしていました。
家族で下からジーっと見て、私などは騒いでいるのにまったくの不動でした。
朝起きてその壁を見にいきましたら、もういなくなっていました。
あの白蛇はかなりの存在感がありました。
あんなに大きくて綺麗な白い蛇を見たのは、後にも先にもその時だけです。
それから、こんな事もありました。
ある日父が「薬師様の像を探して家にお連れするように」という夢を見たそうです。
その薬師様の像というのは、昔から所有していた像で、どこかの知人の家に預けておいてすっかり忘れていたということだったようです。
さっそくあちこち走り回って、無事見つかったらしく大事そうに抱えて戻ってきました。
その後はでーんと床の間の横の仏壇の一番高いところに鎮座されています。
今から思うと、私の父は結構色んなスピリチュアルなメッセージを受けてっていたのではないかなぁと感じています。
残念ながら、あまり会話の無い親子だったので確証はないのですが、、。
時は過ぎ、つい数ヶ月前のこと。
ある日蛇の夢を見ました。
この夢も不思議な夢で、起きた直後は忘れていたんですが、その日何か夢をみたなぁ~という事だけは記憶に残っていたんです。
そして数時間後、ガンと音を立てて頭の中で夢の内容を思い出せたんです。
あ、蛇だった。そうそう蛇を見た。
そしてもう一人、蛇と一緒に誰かいたなぁ?
蛇は誰かの遣いというけど、だれだっけ?とキーボードを叩いていたら、スクリーンにバーンと出てきたのが弁財天と龍の画像でした。
なぜこの画像が出てきたのか今でも不思議なのですが、あまりにもバーンと出てきたので思わず印刷して我が家の神棚の横に貼りました。
たぶん蛇と一緒にいた人は弁財天様であったのだろう、と結論付けることにしました。
この夢といきなりスクリーンに飛び出してきた画像の一連の出来事も存在感たっぷりで、何か重要なメッセージがあるよなぁと感じました。
そして一昨日の事。
私は好んで古いもの、ビンテージなアイテムを集めているのですが、この日はグッドウィルというリサイクルショップで買い物をしました。
この店には山ほどの摩訶不思議なものが転がっているのですが、その中で気になる小さな呼び鈴を見つけたんです。
真鍮でできた、かなり使いこんだ呼び鈴でした。
油と汚れで真っ黒くなっていたので、きっとレストランみたいな所で使われていたのかもしれません。
早速持ち帰り、ケチャップやお酢など酸性のもので汚れを落とし、磨いてみました。
顔や頭、手の平、体から真っ黒な油汚れをとってみると、「万歳布袋様」がニコニコ笑っていらっしゃいました。
布袋様は中国五大神、日本の七福神の一人です。
特に万歳しているポーズの布袋様はなかなか見つからないので、これはいいなぁと思いました。
で、私はその時、「この真鍮の呼び鈴はebayに出したらいくらくらいになるかなぁ」と値段を調べ始めたわけです。
私はビンテージやレトロのアイテムをきらきらに磨いたり、壊れたものは修理したりしてebayに出品し、結構いい値段で買ってもらっているんです。
この呼び鈴も古そうだし、なにより音がいいからなぁ、とカチャカチャとキーボードを叩いていると、バシッ、ブーン・・・・という音と共にコンピューターの部屋の電源が落ちてしまったんです。
この部屋には5台のコンピューターと7つのスクリーンがおいてあり、またプリンターやその他様々な機器にも常に電源がはいっていますので、例えばクーラーをかけながら、電気もぎらぎらにつけて、全てのコンピューターをフル稼働させると、たまにこの部屋のブレーカーが落ちます。
しかし、この日は私一人が使っていただけですので、まず落ちることはありません。
まさに「この戯け者」と強烈なメッセージを受けとった感じでした。
せっかくおいでくださった万歳布袋様を売り飛ばそうなどと考えていたわけですから。
罰当たりですよね。
ということで、我が家に新たなメンバーが加わりました。
楽しいイベント時には、この「チリリン、チリリン」という快い鈴の音で皆を呼びましょう。
そして毎回鈴の音を響かせるとき、一緒に幸せも呼んでくださるようにとお願いいたしましょう。
皆さんも「神の遣いではないか!」と思われるような出来事がありましたら、ぜひとも教えてくださいね。
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