あるテレビ番組で見たのですが、中国の「気」の達人が、人差し指一本に一心に集中すると、その指先から気が煙になって立ち上ってきました。
凄いですね。
友人から聞いたのですが、ある武道の達人が大きなおにぎりを作っているような動作をしていたそうです。
それで話を聞いてみると、「気」を凝縮させていたのだそうです。
バスケットボールほどの大きさの気を小さく小さく丸めて、固めるのだそうです。
シューッ、ギューッという音が聞こえてくるような感じだったとの事。
手からが一番、気が出やすいのだそうです。
色が見えたとしたら、いったいどんな色をしているのでしょうか?
さて、私も毎日我流ですが、気を出す練習をしています。
すこし練習すると気の存在をはっきりと感じれるようになりますので、皆さんも挑戦してみてはいかがでしょうか。
私のやり方はこんな感じです。
まず、足を肩幅に開いてまっすぐに立ちます。
そして両手を高く上げ、鼻から大きく息を吸います。
この時に頭のてっぺんに天から白い光が差し込んでくるようなイメージをします。
充分吸い込んだ息を口から吐き出しながら、右手の親指を肩の高さで体の前に突き出し、その親指から気を出すようなイメージをします。
左手は手のひらで、ちょうど「ところてん」を押し出すような気持ちで、右手の横で親指に向かって手のひらで気を押し出す手伝いをします。
充分息を吐ききったら、また両手を天高く上げ、息を吸い白い光を受け取ります。
次は左手の親指から気を出し、右手の手のひらは「ところてん」です。
親指が終わったら、次は人差し指。
こうやって小指まで終わったら、次は手のひらです。
合計12回同じ動作を繰り返します。
手のひらからも気を押し出したら、最後に第三の目(眉毛の間、すこし上)から気を押し出します。
この時、両手も第三の目から出る気とともに、眉間から前に向かって押し出します。
私は毎朝シャワーを浴びた後に、この「気を押し出す体操」をやっています。
大きな鏡があれば、その前でやると姿勢が確認でき効果的です。
リラックスし、背中をまっすぐ伸ばしておきましょう。
背中を伸ばすコツなんですが、天からの光の紐が頭につながっていて、軽く上に引き上げてもらっているようなイメージをすると、リラックスしながらかつ背筋がシャンと伸びます。
気を出す時には、力む必要はありません。
だまされたと思って、毎日やってみてください。
次に手から気を出し、そしてその気を感じるための動作を説明します。
(つづく)
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