次の動作は、手のひらを手の甲のほうに持って行きます。
指先から出る気が風のような、あるいはくすぐられているような感じがするのに対し、手の甲に手のひらを近づけると暖かさを感じます。
ポカポカとした暖かさです。
私の場合、左手の手のひらの出る気の方が、より温かい感じがします。
また暖かさだけではなく、手の甲にある産毛が何かに触られる感覚も受けます。
手のひらを手の甲の後ろで、軽く円を描くように動かしてみてください。
手の甲と手のひらの間には明らかに隙間があるにもかかわらず、手の甲の産毛が触られているのをしっかり感じます。
これは気以外の何ものでもありません。
ためしに、自分のおでこの前に手のひらを持っていってみてください。
前髪に触れていないのに、前髪が何かに触られた感じがします。
またおでこの辺りがポカポカと暖かく感じられると思います。
ここまでの両手の動きを一連の動作としてやると、感覚はさらに鋭敏になります。
こんな感じです。
- 手のひらを向かい合わせ、気のサンドイッチを感じてみます。
- 次に指先を手のひらに向け、指先からの気を感じます。
- 手の甲の方に手のひらを移動し、温かさを感じます。
- 反対の手の指先の気を感じます。
- そして手の甲に手のひらをもっていきます。
- 気のサンドイッチをもう一度やってみます。
最初の頃よりもより敏感に料手のひらの気を感じられると思います。 - 両手に気を挟んだまま、額、第三の目のところへ持っていきます。
気で前髪が障られたような感じを受けるとともに、おでこがポカポカ暖かく感じます。
自分流にいろいろと組み立ててみるのもまた良し!
(つづく)
Comments are closed.