目に見えない存在や宇宙と繋がるためには、瞑想を行うのがベストといわれています。
様々な瞑想法がありますが、皆さんはどんな方法を取られていますか。
ところで、いったい瞑想とは何なのでしょうか。
祈りとは何なのでしょうか。
そして祈りと瞑想はどのように違うのでしょうか。
こんな根本的なことに悩まれた人もいるのではないかなぁ、私みたいに。
そう思いましたので、今回は私なりの瞑想や祈りに関して簡単にお伝えしたいと思っています。
まずは私、ZRM流の瞑想ですが、とても簡単です。
1)リラックス。姿勢は自由。
2)目を閉じて鼻から息を静かに吸って、口から吐き出す。2~3回ほど。
3)首をすこし回し、肩の力を抜く
4)呼吸を続けながら、次のように心の中で唱える。
5)目の力に頼らない。何も見えない。何も見えなくて良い。
6)耳の力に頼らない。何も聞こえない。何も聞こえなくて良い。
7)鼻の力に頼らない。何も臭わない。何も臭わなくて良い。
8)口の力に頼らない。何の味わいもない。何も味わわなくて良い。
9)肌の力に頼らない。何の感触も無い。何も感じなくて良い。
10)今五感の力は全て無くなりました。
11)残っているところはどこ?
12)そこに本当の私が居る。
13)そこは何も無い、無の世界。イメージも見えない、独り言も聞こえない。
14)そしてそここそが、見えない存在たちからのテレパシーを受け取るところ。繋がるところ。
15)・・・・・・・・・・・・・
こんな感じです。
シンプルでしょう。
でもとても効果的なんですよ。
この瞑想を行うようになったきっかけは、実は焦りや期待から瞑想が苦しくなってきたことが原因です。
瞑想を繰り返すことにより、いつか見えない存在や宇宙と繋がることができると思うとつい期待してしまいます。
どれくらい進歩したのだろうかと、その進捗状態が気になります。
いろんな瞑想の方法を読んでいると、
「ある程度瞑想を続けると、まぶたの裏に紫色の雲が現れて・・・・」
とか、あるいは
「目を閉じているのに、頭の中に白い光が現れてきます。」
など様々な現象について書かれてあるのを読んだことがありませんか?
このような現象がいつか自分にもくるのかもしれない!
そう思い、目を閉じているのに無理して何かを見ようと必死になったり
静かに耳を澄まし、何かが聞こえてこないかと必死になったり・・・・
結局体中に力が入り、リラックスどころか落としたコンタクトレンズや細い針を必死で探しているような感じになってしまいます。
全ては期待しすぎ。
辛くなって長続きしません。
目を閉じているのですから、何も見えないのが当たり前で、何も見えないことに感謝しながらその状態を楽しむ。
耳にしても、何も聞こえなくても良いと耳を休ませてあげる。
こうやって五感を全て解き放ち、何も無い世界にゆっくりと沈んで行くんです。
深く深く、深海探査の小さな潜水艦がゆっくりと真っ暗闇の海の底に向かうような感じかもしれません。
しかしイメージさえも休ませてあげるのですから、そのような深海への旅も実はイメージする必要はありません。
五感がなくなったらいったいどんな感じなのだろう。
そう思ってみられると良いかもしれません。
そこには、人が持つ最後の感覚である第六感があります。
そしてそこでは、目で見たり耳で聞いたりするようなやり取りではなく、一瞬にして全ての情報が宇宙や見えない存在から転送されるのだと思うのです。
私がこの瞑想を始めた頃、よくヘレン・ケラーのことを考えました。
目も耳も口もつかえないというのは、いったいどんな世界なのだろうか。
三つの感覚を奪われてしまった彼女は、しかしそれ故にそれ以外の感覚、特に第六巻が大きく成長したのではないだろうか?
口から音を出し反射音を耳で確認する方法により、耳で「視る」ことを可能としている全盲の人がいます。
フラッシュ・ソナーと呼ばれるこの方法は動物では蝙蝠やイルカなどが使っています。
この方法により、目が見えない人でもサイクリングやバスケットボールを行うなど無限の可能性が広がってきています。
人の持つ能力は素晴らしいですね。
私は幸いにも五感全てが使えます。
しかし五感に頼りすぎて、第六巻の存在をすっかり忘れてしまっています。
ですから瞑想をする時には、五感を休ませてあげます。
そうすることで第六巻の場所にたどり着きます。
この瞑想は何も見えない、何も聞こえないのが当たり前の瞑想ですから、閉じている目のまぶたのところに何かが見えるのではないか、とか頭の中に白い光が広がるのではないかなどと期待はしません。
瞑想中は、何も見えない・何も聞こえない・何も感じないというのが普通なんだからそれで良し!とします。
そしてただただ「無」の世界を楽しみます。
それだけです。
シャワーを浴びた後、寝る前に布団やベッドの上に座ってこの瞑想を10分~20分ほどやってみた後、
「今日はいい夢みたいなぁ~」
そんな風に思って寝てみてください。
不思議なのですが、朝方面白い夢を見ることが多くなります。
目が覚めた時にはっきりと内容を覚えていたら、それはメッセージの可能性が高いのでメモをしておかれると良いかもしれません。
ところで、瞑想と祈りはどのように違うのでしょうか。
私は瞑想は「受け取る」ためにおこない、祈りは宇宙や見えない存在たちと力をあわせ、私達が生きる三次元の世界に「奇蹟を起こす」ために行うものだと思っています。
祈りに関しては、私もどのように書き綴っていけばよいのか悩んでいるところですが、きっとうまく書けると思っています。
ではでは!
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