Angelic Encounters ビンセントとドリス

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ビンセントと天使にまつわるストーリーは今回が最後です。

今回の話は、天使との遭遇というよりも神あるいは神とともに天使が、ある老女の願いを叶えてあげたという不思議な話です。

1996年4月6日。

朝4時30分に目覚めたビンセントは、ベッドの横に膝まづき、短く神への祈りをささげました。

そしてまた眠りにつきました。

その後、朝7時には、いつものように神への祈りと瞑想を始めました。

その30分後、電話が鳴ります。

まだビンセントは瞑想中だったので、留守番電話に任せることにして瞑想を続けました。

ところが、なぜか留守番電話がスタートせず、電話のベルは鳴り続けるのです。

まるで受話器を取り上げなさいと言わんばかりに。

ビンセントは電話に出てみることにしました。

コーラーIDには相手の電話番号や名前が表示されていません。

ビンセントはすこし不安げに

「ハロー?」

と返事をしました。

すると受話器の向こうからも、すこし驚いた女性の声で

「ハロー?」

と返事がありました。

ビンセントがもう一度

「ハロー?」

と言うと、相手も

「ハロー?」

と応えます。

「誰かは知りませんが、私と話したいのかい?」

すると相手の女性は

「いいえ」

と応えるではありませんか。

「それなら、何故電話をかけたのですか。」

と聞くと、その女性は

「私はかけてません。」

との返事。

ビンセントは不思議に思い、

「電話が鳴ったんだよ。あなたからの。」

と説明しました。

すると相手の女性も

「私も同じなの。電話がなったから受話器を取ったんですよ。」

とのこと。

ビンセントは自分の名前を伝え、そして相手の女性も

「私はドリス。アイオワに住んでます。」

と応えました。

そして二人は、たぶんラインが混線したためにこんな間違いが起きたのだろうと結論付けました。

しかし、以下の内容を詠むと、神そしてエンジェルが二つの電話を同時に鳴らし、意図的に二人を引き合わせたのだろうということがよく分かります。

ドリスは

「あなたは天使と出合った経験があるという、あのビンセントさんですか?」

(補足:ビンセントの天使との出会いに関しては、詳細な情報がWEBに掲載されています。)

「ああ、そうですよ。」

とビンセント。

ドリスと母親は1年前、ビンセントが天使に出会ったというストーリーを読んでいたのです。

ドリスは説明を続けました。

6ヶ月前、彼女の母親はガンであることが判明、余命6ヶ月と医者から宣告されたのでした。

それからずっと、死ぬ前にビンセントに会って直接話を聞きたい、と母親は祈り続けていたのだそうです。

死期は刻々と近づいていました。

不思議なことにドリスもその日、朝の3時30分に目覚め

「母親の願いをどうぞ、叶えてください。」

と祈ったのだそうです。

アイオワの3時30分はビンセントの住む東海岸のちょうど4時30分。

二人は同時刻に目覚め、そして祈りを行ったわけです。

偶然の一致というよりも、何かしらの力が働いているのでしょう。

ドリスはビンセントに

「電話で母親と話をしてもらえないでしょうか。」

とお願いし、ビンセントは同意しました。

母親はベッドに寝たきりだったため、ドリスはスピーカーフォンのボタンを押しました。

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そしてしばらくすると、か細い母親の声が電話から聞こえてきました。

母親は天使の出会いについて、話をしてほしいとお願いしました。

その後45分間、ビンセントは天使との出会いについて、丁寧に説明をしました。

話し終わると

「神をたたえ、神に感謝します。アーメン。」

という母親の祈りの声が聞こえてきました。

その後数分間、空白の時間が過ぎていきました。

ドリスがスピーカーフォンを解除し直接母親と話をしているのだろうと思い、返事を待ちました。

しばらくしてドリスが受話器を取り上げて話し始めました。

「神をたたえ、そして神に感謝します。」

「ビンセント、ありがとう。」

「私の母親は今、息を引き取りました。」

ビンセントはその言葉を聞いて、驚きそしてあわてました。

死ぬ間際に母親の希望を叶えることができた事、しかしその直後に天に召されたという事、これらの出来事に心が大きく動揺してしまったのです。

ドリスには母親との二人の時間が必要であると感じたビンセントは、さよならを告げて電話を切ることにしました。

そして切ったあとに、ドリスの電話番号を聞くのを忘れたことに気付きました。

しかし、ビンセントはこう思いました。

神、そして天使たちが電話をつなぎ、その時に相手の電話番号がコーラーIDで見えなかったということは、たぶんお互いの電話番号を知る必要はないということなのだろう。

間違いなくドリスの母親は天国に迎えられている。

いつかは自分もドリスも、そして誰もがこの地上での命を終え、神の元へと帰る。

その時に、この不思議な出来事の答えはすべて明かされるだろう。

ビンセントは目を閉じ、母親とドリスのために祈りをささげたのでした。

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どうでしたか。

ビンセントと天使の不思議な出会いの物語は。

オリジナルの記録「Angelic Encounters / Angels appear as humans.」も、どうぞご参照ください。

英文を分かりやすい日本語にするために、少々意訳しています。

また文化の違いから日本語では分かりにくい部分は、すこし割愛しながら和訳しました。

オリジナルにはオリジナルの迫力がありますので、時間がありましたら読んで見られるとよいかもしれません!

ではでは!!


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