こんな経験はありませんか?
何気なくスマートフォンをつけてみたらぞろ目だったり。
部屋に入った瞬間に目の前の時計がぞろ目だったり。
特に意識はしていないのに、なぜかその瞬間に見てしまう。
時計だけではありません。
車のナンバーだったり、買い物で受け取ったレシートの数字だったり。
ふと横を見たときに、看板に書かれてある文字だったり。
「あれっ、なんだろう?」
回数が重なるとあなたは不思議に思うかもしれません。
そしてそれこそが、ぞろ目に遭遇する大切な意味だと私は思っています。
私の場合、もう10年ほど前から11:11や22:22などぞろ目が私の目の前に現れ始めました。
そのうち、時計では表すことができない6666や9999、すごいものだと111111なども現れ始めました。
受け取るレシートや、たまたま訪れた先のドアに書かれた番号、後ろから追いかけてくるバスの電光表示など数えるときりがありません。
その出方にも何か波があるようで、多い日は1日に4~5回も出てきたりしました。
あまりに沢山見るときは「少し怖いなぁ」と感じたこともあります。
「いったいどういうことなのだろう?」
そう思ってネットを調べてみました。
すると世の中にたくさんの同じ経験をしている人たちがいることに気づきました。
そこでは、
「なぜぞろ目を見るのかその意味を知りたい」
という人たちから、
「宇宙とつながっている証拠である」
とか、
「数字の組み合わせによって意味がある」
と説を唱えている人まで、たくさんの情報があふれていました。
しかしどれもしっくりこなくて、納得できるものは特定できませんでした。
それからは原因や理由を求めず、ただただ流れに任せることにしました。
その後も驚くほど沢山のぞろ目を見ました。
そんな中、ただ何となくですが、ぞろ目が出るタイミングと自分の心の中のあり方に何かシンクロしているものを感じるようになりました。
「ああ、これは正解なんだ。」
とか、
「大丈夫!。」
とか自分の心の中の思いに何かが答えを出しているような感じがし始めたのです。
このように私は、出てくる数字の組み合わせに意味を求めず、自分の状況とぞろ目を見るタイミングにポイントをおくようになりました。
ぞろ目を見た瞬間、自分が考えていたことを振り返り、どんなメッセージを受け取っているのだろうかと自身の内面との対話を行うようにしたのです。
また、
「今助けが欲しい」
と願う時は、過去にぞろ目をみたその瞬間を、見たときの驚きやうれしさの感情を伴いながらイメージで描くようにしています。
ぞろ目があなたの前に出現した時、その背後にある意味や原因は様々あることでしょう。
100万人の人々がぞろ目を目撃すれば、そこには100万通りの理由や原因があるのだと感じています。
しかし、たったひとつだけ確実に共通しているなぁと思えることがあります。
それは、あなたのすぐ側にあなたを守ってくれている天使たちがいるということです。
その天使たちが耳元であなたにこう囁きかけます。
「ほら、今時計を見てよ!」
あなたには聞こえていないのですが、その聞こえない声はしかし届いており、そして無意識に時計を見る。
するとそこにぞろ目がある。
こんな仕組みなんだと私は自分の経験から感じています。
なぜ天使たちがあなたにぞろ目を見せているのか?
それは彼らがいつも側にいて、あなたを助けていることを伝えるためだと私は思っています。
ぞろ目を何度も見せることで
「あれっ?」
と不思議に思わせる。
見えない存在の姿が見えたり、テレパシーで話せるのであれば直接会話してしまえば簡単なことなのでしょう。
がそれができいない未熟な私たちに対して、彼らが考えたこの「びっくり作戦」は気づきを与える最も有効な方法なのでしょう。
驚いている本人を見て、天使たちはきっと笑っていると思います。
この考えに思い至ったのは、以前「第六感の仕組み」という番組を見た時でした。
第六感とは何か、そしてそれはなぜ起きるのかを説明した番組だったのですが、とても納得できる内容でした。
人間には目で見ることのできる可視範囲、耳で聞くことのできる可聴範囲があり、光の場合は紫外線と赤外線に挟まれた領域が可視光線と呼ばれ、人の目で認識ができます。
音の場合は20ヘルツから2万ヘルツの間が聞き取れる範囲だそうです。
2万ヘルツ以上の音は超音波とよばれ、イルカやコウモリのような動物たちには聞こえるそうです。
光や音の刺激は脳に運ばれますが、脳は目や耳が判別できない範囲に関してもデーターとして受け取っているのだそうです。
これはどういうことかというと、目では認識できない光線も、目から入った信号は脳に運ばれデーターとして記録される。
同じように耳ではとらえきれない高いヘルツの音も、脳には信号として運ばれ記録される。
つまり、私たちには説明の方法がない「不思議なデーター」が脳には蓄積されているのだそうです。
「りんご」を一度覚えると、人間は次に同じものを見た時にそれが「りんご」であることを理解します。
「りんごだ。」と言葉で表現し、人に伝えることも、自ら認識することもできます。
しかし目では見えない光線の場合はどうでしょう。
脳にはデーターとして記録されているので、この目では見えない光線が再度脳に信号として届くと、それは「説明のしようがない」ものとしての反応がおきます。
同じように耳では聞こえない音の刺激が脳に再度届いたとき、記録されたデーターとの照合はできますが、それがいったいなんであるかを脳は説明できません。
「説明のしようのないもの」として処理されたこのような音や光は、なんとも不思議な感じとして脳が表現をします。
いわゆるこれが「第六感」とよばれたり、直感と呼ばれるものではないか、ということです。
脳はデーターとしては知っているが、それを何であるかを(私に)伝える方法がない。
結果として「なんとも不思議な感じ」のものとして処理され、それらが「第六感」とよばれる場所へと運ばれる。
なるほどなぁ、と私は感じました。
そしてその時、目に見えないもの、耳に聞こえないものも脳には刺激として届いているから、理由はわからないがある一定の反応をしてしまうこともあるのだろうと思いました。
目に見えない存在が耳元であなたに囁いたとき、その声は脳に届き、そして音としての認識がないにもかかわらず、あなたは反応してしまう。
「ほら、時計を見て。」
そんな耳には聞こえない天使の声にあなたが無意識に反応する。
そう思えば、なぜぞろ目をその瞬間に目撃するのか、自分なりにとても納得できるようになったのです。
この「天使が耳元で囁くとき、ぞろ目を見る」ということを同じように伝えているモチベーショナル・スピーカーの方がいました。
The reason 11:11 pops up so often
数日前に発見したのですが、この方もまさに11:11を見たとき、ドリーン・バーチュー女史に自らの体験を語り、それは天使が耳元で囁いているからと教えてもらったそうです。
ああ、同じ事を感じている人がいるんだ、と私はうれしくなりました。
実は昨日、買い物に行った時、レジの電光掲示に77.77という数字がバーンと出てきました。
それはまるで、水戸黄門の印籠のように、誇らしげにです。
そして直感でこう感じました。
「ああ、天使たちが囁いている。」
「今書き綴っているこのぞろ目に関する記事を完成させなさい!って」
「そのために、この77.77というぞろ目をあなたに見せるのだから!」
きっとそんなメッセージなのだろうと。
そして同時に、
「全てはうまくいくから大丈夫。」
というメッセージであるとも強く感じました。
さて、あなたは今日もぞろ目を見るでしょうか。
もし見たら、天使が耳元で囁いていることを思い出し
「ありがとう」
と伝えてください。
きっと彼らも喜んで、もっとあなたを助けてくれますから。
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